【機能性壁紙】抗菌・汚れ防止

壁紙表面の汚れ防止性能を目的とする特殊なフィルムを貼り合わせた壁紙です。

水分や汚れの成分が壁紙の内部に浸透しにくく、比較的簡単に拭き取れます。出入りが多く汚れやすい玄関廊下、油汚れが気になるキッチンスペース、水汚れが気になる洗面トイレ、などにおすすめします。

断面図

「抗菌・汚れ防止壁紙」の基本性能「抗菌性能」「汚れ防止性能」

抗菌、汚れ防止性能は、壁紙工業会の規定により、基準に適合した商品のみにその表示ができます。

抗菌

(壁紙工業会制定「抗菌壁紙性能規定」に準拠)

試験方法

試験菌液を抗菌剤加工壁紙、未加工壁紙それぞれに添加し、24時間放置後の生菌数を測定する。

判定基準

24時間後の生菌数が「<0.63」の性能を有する商品に「抗菌」の表示ができます。

試験菌試験開始時生菌数35℃環境下で24時間後の生菌数
抗菌剤無添加抗菌剤を添加
大腸菌3.8×1052.1×107<0.63
黄色ブドウ球菌2.3×1051.2×105<0.63

抗菌剤を添加した壁紙の菌数が0.63以下に減少したことをあらわしています。

使用上のご注意

・抗菌性の壁紙は、これを使用することによって掃除の必要がなくなるというものではありません。より清潔に保つためのひとつの手段とお考えください。

抗菌性壁紙の抗菌効果は、壁紙に付着した細菌の増殖を抑制するものであり、感染を直接防止するものではありません。

汚れ防止

(壁紙工業会制定「汚れ防止性能規定」に準拠)

試験方法

4種類の汚染物を規定通りに商品に付着させて汚し、24時間放置する。汚染物【コーヒー、醤油、クレヨン、水性サインペン】24時間後、指定の除去剤で汚染物を拭き取る。さらに1時間置き、汚れの付着度合いを目視で判定する。

判定基準

汚染用グレースケールを用いて、汚れを拭き取った部分と付着していない部分とを比較して、判定基準に基づいて評価します。4級以上の商品を合格とし、「汚れ防止」表示ができます。

汚染物除去剤汚れ防止壁紙一般壁紙
コーヒー5級3〜4級
醤油5級3〜4級
クレヨン中性洗剤4〜5級3〜4級
水性サインペン中性洗剤4〜5級3〜4級

判定基準

5級:汚れが残らない
4級:ほとんど汚れが残らない
3級:やや汚れが残る
2級:かなり汚れが残る
1級:汚れが濃く残る

2種類のフィルムタイプがあります。用途に合わせてお選びください。

エバール®フィルム(クラレ)ファンクレア®フィルム(グンゼ)
素材:エチレン-ビニルアルコール共重合体
比較的油汚れに強く、引っかきキズに強い。
素材:ポリプロピレン
比較的水汚れに強く、下地になじみやすく施工しやすい。

汚れ拭き取り確認

2種類のフィルム壁紙、一般ビニール壁紙に、油性、水性、2種類のペンを使用して落書きをし、24時間後、油性ペンは消毒用エタノール、水性ペンは中性洗剤を混ぜたぬるま湯を含ませたタオルで拭き取り、拭き取れ具合を目視で確認しました。
一般ビニール壁紙と比較して、よりきれいに汚れが拭き取れることが確認できます。
また、2種類のフィルム壁紙の拭き取れ具合の違いも比較できます。

油性ペン水性ペン
エバール®壁紙
ファンクレア®壁紙
一般ビニール壁紙

汚れ防止壁紙ラインアップ

ルノンホームの抗菌・汚れ防止壁紙のラインアップです。お求めの用途に最適の商品をお選びください。

防火性能商品カテゴリー水系汚れ
水性ペン
油系汚れ
油性ペン
表面強度
準不燃①エバール®ハード
表面強度があり、キズがつきにくく、下地をカバーしやすい厚みも兼ね備えた、リフォームにおすすめの汚れ防止壁紙です。
②ファンクレア®
柔軟性があり、下地にもなじみやすく施工者にとっても安心の汚れ防止壁紙です。
水に強く、洗面室やトイレなどの水廻りに最適です。
不燃③「幼児の城」コラボレーションカラー
株式会社日比野設計監修による児童施設向けのカラーバリエーションです。
スーパーハード抗菌・汚れ防止品質により、高いメンテナンス性を有した壁紙です。[エバール®]
④スーパーハード
表面にキズがつきにくい製法により、高いメンテナンス性を実現した不燃認定汚れ防止壁紙です。
プレーンカラーをはじめ、木目柄のバリエーションもおすすめします。[エバール®]
⑤エバール®ハード
表面強化性能も有した、メンテナンス性の高い不燃認定汚れ防止壁紙です。
各種施設の居室や共有スペースなどにおすすめします。
⑥ファンクレア®
柔軟性があり、下地にもなじみやすく施工者にとっても安心の不燃認定汚れ防止壁紙です。
各種施設の居室や共有スペースなどにおすすめします。

◎ 非常に良い ◯ 良い △ 普通

準不燃:広く一般住宅に対応した準不燃品質です。
不燃:不燃仕上げを必要とする各種施設に対応できる不燃品質です。

汚れは、環境や付着具合によって拭き取れない場合があります。指標は目安としてご覧ください。

汚れ防止壁紙のお手入れ方法

日常の拭き掃除などで

①よく絞ったスポンジや布などで軽く水拭きをしてください。汚れ部をたたくように汚れを浮き出させます。

②落ちにくい場合は水に中性洗剤を混合して使用してください。中性洗剤を使用した際は、さらに水で拭き取ってください。洗剤成分を残したままにすると、変色の原因になります。

③凹部の汚れは、歯ブラシなどを使用すると効果的です。

④汚れは長時間放置すると、拭き取れなくなります。表面のフィルムが破損すると、汚れ防止性能は失われます。貼り合わせ部分に水分をあてすぎると、剥がれる恐れがあります。

施工注意

特殊なフィルムを貼り合わせていることで一般ビニール壁紙と異なる施工方法を必要とします。一般ビニール壁紙と比較して施工難易度が高いため、施工費が割増になる場合があります。

下地モルタル下地のアクによる変色やフクレを防ぐため、必ずシーラー処理をお願いします。特に低温時にはフクレが起きやすいのでご注意ください。コーナー材は穴あきタイプを使用し、エチレン酢ビ系接着剤の捨て糊をするなどの処理をお願いします。耐水ボード下地は吸水性が低く接着剤が浸透しにくいため、特に貼り合わせ部に補強用接着剤の捨て糊をするなどして接着性を高めてください。
接着剤接着剤は濃い目のもの(6~7割希釈)を使用し、特に低温時は、補強用接着剤を併用してください。
オープンタイム糊付け後はシワに注意して大きくたたみ、折りシワが付かないよう上積みは避けてください。糊付け後、20~30分のオープンタイムをとってから施工をしてください。低温時はさらに長めにとることでフクレを抑えます。ただし長くとりすぎると折れシワの原因になりますのでご注意ください。
圧着(貼りつけ)水分やエアが抜けにくく、フクレが起きやすいため、丁寧に圧着し、エア抜きを十分に行ってください。
汚れ施工後は、表面に付着した接着剤や汚れをしっかりと拭き取ってください。拭き残しは変色の原因になります。
その他スーパーハードは材質が硬く凹凸の比較的少ないシート壁紙のため、下地処理はより平滑に行い、圧着は樹脂ヘラを使うなどしてより丁寧にエア抜きをしてください。

製品ラインアップ

ホーム フレッシュプレミアム リフォームプロ 不燃認定壁紙
※当サイト上の画像は画面による再現ですので、色、柄や縮尺などについてはサンプルまたは実物貼りの見本帳でご確認の上、商品の決定を行ってください。

 ▲