「空気を洗う壁紙」はルノン株式会社の商標です。「トリプルフレッシュ」は住江織物株式会社の商標です。
[吸着]→[分解]→[再生]の「サイクル消臭」が可能な「トリプルフレッシュ®」を使用しています。高い品質と実績を誇る、独自の消臭剤です。
触媒により、光も電気も使わずに、空気さえあれば半永久的に[吸着]→[分解]→[再生]をし続ける 「トリプルフレッシュ®」による独自の消臭サイクルメカニズムです。
使用消臭剤の安全性は「SEK 基準(社団法人繊維評価技術協議会)」に準じて、各種毒性をテスト。
下表のように「SEK 基準」をクリア。安全性が確認されています。
項目 | 使用薬剤のデータ | SEK 基準(参考) |
---|---|---|
経口毒性(LD50) | 2000mg/kg 以上 | 1000mg/kg 以上 |
変異原性(Ames 試験) | 陰性 | 陰性 |
皮膚刺激性試験 | 準陰性 | 準陰性以下 |
「空気を洗う壁紙®」は、8つの悪臭原因物質に対し高い消臭効果を有しています。
アセトアルデヒド | 刺激的な青臭い臭い | タバコ臭 |
---|---|---|
硫化水素 | 腐った卵のような臭い | 生ゴミや台所での臭い |
酢酸 | 酸味のある臭い | タバコ臭 |
アンモニア | し尿のような臭い | トイレでの臭い |
トリメチルアミン | 腐った魚のような臭い | 生ゴミや台所での臭い 他 |
メチルメルカプタン | 腐った玉ねぎのような臭い | 生ゴミや台所やトイレでの臭い 他 |
試験データが消臭性能を実証。高い消臭性能データが得られています。
空気を洗う壁紙®
試験体を入れずカラで測定
「空気を洗う壁紙®」を特定サイズにカットし、500ml 試験容器内に入れ、各種所定濃度の悪臭原因物質を投入。 所定時間放置後、消臭性を確認。 消臭率で表しました。
※ニコチン消臭性能試験…ニコチンガスは常温での気体濃度安定性に欠けるため「空気を洗う壁紙®」消臭性能試験とは試験方法が異なります。
ニコチンのみ「トリプルフレッシュ®」による消臭性能試験データを掲載しています。
※上記グラフの数値は実測値です。保障値ではありません。
「空気を洗う壁紙®」の消臭試験を繰り返し行い、消臭性能の回復と持続性の確認を行う試験です。
下のグラフから、未加工壁紙が一定期間を過ぎると吸着しなくなり、飽和状態になるのに対し、「空気を洗う壁紙®」は7日間
の放置の後、消臭性能の回復が確認されました。グラフ数値は保証値ではありません。室内環境により差があります。
かつてお客さまから「焼肉の臭いが感じられなくなった」とご感想をいただいていました。
調理時には様々なにおいが発生しますが、それらにも効果があるか「におい識別装置」を使って実験してみました。
通常そのにおいの「質」の判定は、人の鼻を使って行われます。しかし、嗅覚は刺激に順応してしまい、継続的な変化の計測は苦手です。
だから、誰もが共通認識できる客観的な評価基準が必要となります。
「におい識別装置 FF-2A(島津製作所)」は、サンプルのにおいを絶対的な数値で、しかも「人間の官能に合わせた尺度」で、においの質と量を数値化し、臭気指数で表すことができます。
(臭気指数=環境省が悪臭防止法で採用している、「においの強さ」の表現方法)
具体的な食材の料理臭を採集し、消臭加工布、未加工布をそれぞれ入れた容器内に注入。
特定時間経過後の、容器内の料理臭の質と量を分析し比較しました。
調理時に感じる、食材から発生するにおいで実験。においの低下が見られました。
数値は、容器内を何倍の空気で薄めれば臭気がゼロになるかをあらわしています。(実測臭気指数相当値から換算)
※数値は実測値です。お部屋でのにおいが完全になくなることを保証するものではありません。消臭能力の目安としてご参考にしてください。
多様化するライフスタイルに合わせて、具体的なニオイの減臭効果を確認する試験を実施。一緒にいるとわかりにくいペットの臭い。「空気を洗う壁紙®」は、ペット臭の消臭にも適しています。
いわゆるペットのにおいは、体内から油脂分やタンパク質が放出され、それらが分解すると臭いを発生させます。「空気を洗う壁紙®」はお客様からの体験談の中に、「ペット臭にも効果がある」とのお言葉をいただいています。今回、そのにおい自体を測定し、客観的に数値化して、「空気を洗う壁紙®」で、どのような効果が得られるか、試験を行いました。
原臭:モニター(柴犬・7才・オス)
2週間使用敷布(1m角)を20Lサンプルバックに入れ、においを採取。一部を別の2Lサンプルバックに移し、それぞれ「トリプルフレッシュ®」加工布、未加工布を入れて消臭試験を開始。「においの質」と「においの強さ」を比較・分析しました。(15時間後測定データ)
グラフから「トリプルフレッシュ®」加工布で処理することによって、全てのにおいが低減できていることが実証されました。
※試験結果は「トリプルフレッシュ®」 加工布と未加工布で、においの質量に差があることを見るものです。体感上の効果は現場環境や、使用者の感覚によって差があります。
6 畳の場合、理論上 3 面施工で効果を得られますが、4 面に施工することで充分な効果が得られます。
「空気を洗う壁紙®」の表面を(1)水、(2)中性洗剤混入液をそれぞれ使用して、100 回拭いた状態での消臭性能を確認したところ、拭く前と比較して消臭性能に差がないことを確認しました。
珪藻土(珪藻土壁紙)などの多孔質構造の壁材(壁紙)と違い、「空気を洗う壁紙®」は一般ビニール壁紙と同様の塩化ビニールが主素材です。軽微な汚れや水分が付着した場合は、一般ビニール壁紙と同様に、タオルなどで拭き掃除をすることができます。そして、表面積にコーティングした消臭剤が何度拭いても簡単に剥がれ落ちないように、特殊な加工を施しています。
空気を洗う壁紙の消臭性能は、臭いの原因 8 物質を対象とした機能です。
物質の分子構造上、吸着・分解できない臭いがあります。
例)お香・線香・香水・芳香剤・トルエン・キシレン等の芳香族、カビ臭など。
「芳香族」と言われる物質群は分子構造が複雑です。カビも、非常に種類が多く複雑な分子構造のために、「空気を洗う壁紙®」では分解反応はしません。
エアコン使用時に出る特有の臭気についても分解しにくい物質群と考えられます。
安心してお使いいただけるよう全商品の消臭性能試験を行い、合格した商品のみ、ご提供させていただいています。